壱岐市管内では、２０２２年開催の「第１２回全国和牛能力共進会（全共）」に向けた活動が加速しています。
全共壱岐地区推進協議会は１２月中旬に、各関係機関ら約２０人が６区～８区（肉牛の部）出品候補牛の巡回指導を行いました。
巡回指導では、体重、体高、胸囲、腹囲の測定を行いながら発育状況を確認。加えて、今回はロース芯の大きさ、皮下脂肪、バラ厚など、枝肉の形状を画像で見ることができる超音波肉質診断装置を使用し、肉質の状態も確認しました。肥育農家のこまやかな管理と、毎月の巡回指導による状況確認で、肥育は順調に進んでいます。
１２月下旬には、ＪＡ壱岐市畜産部で、第４区繁殖雌牛群候補牛選抜のための巡回を行いました。畜産指導員らが島内各町の８１軒の農家を回り、聞き取りなどを行いながら、発育状況を確認。
同協議会ならびに同ＪＡ畜産部では今後も定期的に巡回と協議を行い、５月には壱岐地区の代表牛選考会も予定しています。