JAながさき県央南部営農センターで1月下旬から、2021年産大玉トマトの出荷が本格的に始まっています。
出荷するのは同JA長田支店管内の生産者5人で構成する同JAハウストマト部会。
「愛ちゃんとまと」のブランド名で広島県へのみ出荷。L、2Lサイズを中心に6月中旬までに65㌧の出荷を目指します。ピークは4月下旬を見込みます。
今年産は10月の生育期に好天が続いたことで肥大化が進み、品質、数量ともに良好。栽培品種は「かれん」のみ。玉ぞろいが良く秀品率が高い新品種として、部会で今年から一本化しました。
「愛ちゃんとまと」のブランド名は、部会長の妻「愛子」さんの名前から取ったもの。呼びやすく、親しみやすい名前で消費者や市場から人気が高いです。
生産者は「適期に摘果することで効率的な肥大化を促進し、品質管理と厳選な選別の徹底で高単価販売につなげたい」と意気込みました。
同JA長田支店の中村圭介指導員は「今作は燃油価格が高騰しており厳しい状況だが、生産者の栽培努力により高品質なトマトが出荷できている。今後も高品質出荷を維持できるよう指導していく」と話しました。