シシトウ出荷ピークへ 5トン目指す JAながさき西海

JAながさき西海平戸地区管内で7月上旬よりシシトウの出荷が本格化しています。8月上旬に出荷ピークを迎え、12月上旬まで続く見込みです。

2022年産は25人の生産者が52アールを栽培しており、約5トンの出荷を計画。同地区では、JAが取り組む第6次中期経営計画に掲げる「農業所得の増大」を図るため、軽量野菜で負担も少なく管理しやすい「シシトウ」栽培を女性や高齢者を中心に取り組むとともに生産拡大への推進を行っています。

今年産は4月の定植後に降雨が少なくMサイズ中心となりましたが、全体的に生育は順調で良質に仕上がりました。生産者は出荷前日の早朝に収穫し、形状良好で無傷なものをL(20本)、M(30本)の階級別のパックに詰め、長崎・福岡市場へ出荷します。

生産者の小川君代さんは約2アールでシシトウを栽培。小川さんは「病害虫の被害もなく生育は順調。降雨が少ないのでかん水対策を徹底し品質の良いシシトウを出荷していきたい」と話しました。