【JAながさき県央】ハウスデコポンの出荷目揃え会を開きました。

 JAながさき県央施設中晩柑研究会は、同JA中部集出荷施設でハウスデコポンの出荷目揃え会を開きました。2017年産は、2月末までに関東地方を中心に約49㌧(前年比104%)の出荷を計画しています。今年産は、平年並みの生育で、肥大・外観ともに良好で、3L(横径95~100㍉)中心の出荷を見込んでいます。
生産する同柑研究会は8戸が1.4㌶でハウス栽培の「デコポン」を中心に「マーコット」「せとか」を栽培しています。今年産は、秋の日照不足やその後の気温の低下により、色まわりが緩やかに進んでいるものの、1月下旬から収穫が始まりました。果実は糖度12度以上、減酸も順調。寒さが続いているものの、2月収穫分も順調に糖度が上がっています。
会員、JA担当者ら11人が参加し、収穫状況や果実分析の結果を確かめ、各会員が計画を挙げ、出荷内容を確認しました。また、色まわりの程度や浮き皮や傷、突起部分の形状などの規格を再確認。2月収穫分では着色を見て収穫することや出荷前の貯蔵に注意することなども申し合わせました。
一瀬壽会長は「隔年結果是正を目指して栽培してきた。今年産も順調に仕上がっているので計画出荷したい」と話しました。
3月からは露地栽培に切り替わる予定です。

写真説明=果実の色まわりの程度を見比べ規格を統一する会員ら