ドローン実演 大型機の紹介 JA壱岐市

壱岐振興局は8月3日、石田町の農事組合法人・池田仲下の水稲「なつほのか」ほ場で大型ドローンの実演会を開きました。水田におけるドローンの活用について理解を深めることを目的に実施。壱岐市スマート農業推進協議会員をはじめ、関係機関など約40人が参加しました。担い手の労働力不足など、地域農業の諸課題に対してロボット技術や情報通信技術を活用して課題解決に取り組む「スマート農業」が近年注目されています。

同日、10Lタンクドローン「MG-1」による水稲への肥料散布デモンストレーション及び大型ドローン「T30」による農薬散布デモンストレーションが行われました。「T30」は無人ヘリと同等の大容量30Lタンクを搭載し、送信機上でリアルタイムの残量を確認できます。また、最大散布幅9m、作業効率1時間あたり16haと散布能力が従来ドローンより飛躍的に向上しました。

参加者からは、バッテリー交換後の散布再開方法や操縦資格取得方法などについて積極的な質疑が行われました。

今後も先端技術を取り入れた実証試験や研修会を行い、新たな営農体系の構築を図ります。