農業を始め2018年で丸5年を迎える長崎県諫早市高来町の林田真奈美さん(34)は、加工・業務用キャベツを中心に重量野菜を栽培する農業女子。
5年の節目を迎え「農業がだんだんと楽しくなってきたから、もっと増やしたい。そしてレタスやベビーリーフも作ってみたい。トラクターも扱えるようになりたい」と農業に燃えています。
林田さんは建築業と米の兼業農家の生まれ。家業の大工や洋服販売員、調理補助などの仕事を経験。父からの「キャベツを作ってみらんや?」の言葉がきっかけで専業農家になりました。日常の管理は、母と2人で行い、堆肥施用や稲刈りなど機械を要する作業や米づくりは父が担当しています。
林田さんは「植え付けや水やり、防除など全ての作業が大変」と話しますが、野菜の出来に喜びを感じ、収量の向上や周囲から「おいしい」と言ってもらうことをやりがいにしています。
農業の傍ら、趣味でアクセサリー作家として、年間100点ほど手作りした品も販売。「趣味に没頭できる時間を作れることも農業の良さ」と話しました。
写真説明=無事に収穫を迎えたキャベツに喜ぶ林田さん