JAごとうでは11月下旬からタカナの漬け込みを開始し、1月から2月にかけて最盛期を迎えます。管内に3カ所あるJAの加工施設に生産者が運び込んだタカナをJAが買い取り、一次加工(巨大なタンクに塩とウコンをまぶしながら漬け込む)した後、漬物業者に販売します。
今年度産タカナは生産者72戸(前年度78戸)で75ヘクタール(同83ヘクタール)を栽培、2924トンの生産を計画しています。タカナ需要は外国産から国内産へのシフトで増加していて、生産が追いついていないのが現状です。
JA担当者は「タカナの漬け込みは、まだまだ始まったばかり。生育が遅れており、最盛期に計画している以上の持ち込みがあることも予想される。受け入れ態勢を整え、質の良い五島産の塩蔵高菜を出荷していきたい」と気を引き締めました。