JA長崎せいひ管内各地で露地ビワの出荷が始まりました。JAの生産者らで構成される長崎びわ産地活性化推進協議会の代表者は、5月8日、長崎びわを贈呈しようとJA長崎県中央会、長崎県庁、長崎市役所を訪れました。ビワの生産量日本一を誇る長崎県で生まれた品種「なつたより」の贈呈と管内ビワの生産状況を報告。
今年の露地ビワは1月下旬の寒波襲来により甚大な被害を受け、長崎びわ部会の濵口理部会長は「例年と比較すると約1割の収穫量になるかと心配されていましたが、遅れ花が被害を免れたことで約3~4割の収穫量は確保される見込み」と報告しました。
ビワを試食した長崎県の大石賢吾知事と長崎市の鈴木史朗市長は「実が大きく、甘くておいしい」と笑顔。大石知事は「一粒でも多く消費者の方に届けたいという生産者の思いと努力が実り、収穫量の確保に繋がった。消費者の皆様に喜んでもらえるよう、県としてもPRしていきたい」と話しました。