全国茶品評会へ向け好発進

【ながさき県央】東彼杵郡東彼杵町にある東彼杵町総合会館教育センターで6月21日、「令和元年度長崎県茶業大会 茶品評会審査会」が開かれました。同町内で「そのぎ茶」を生産する尾上和彦さん(43)が満点を獲得し最高賞の優等に輝くなど、JAながさき県央茶業部会東そのぎ支部に所属する「そのぎ茶」の生産者が上位を独占しました。
同審査会は、長崎県内主産地の茶の品質向上と製茶技術の進展を図り、長崎県産の茶の声価を高めることを目的に毎年開催。県内から「蒸し製玉緑茶」「釜炒り茶」が出品されました。
長崎県産の茶は、「そのぎ茶」が全国茶品評会で2017年度と18年度に「農林水産大臣賞」「産地賞」を受賞するなど、輝かしい活躍を見せています。
今年度は昨年度から出品数は減少したものの、入賞した「そのぎ茶」生産者の上位10人は200点満点中190点越えとなり、全国へ向けて好発進しました。
同審査会に出品された茶は、愛知県で開催予定の2019年度「第73回全国茶品評会」へ出品されます。
審査結果は次の通り。 (カッコ内は地区名)
◇優等=尾上和彦(東彼杵)▽中山公輔(東彼杵)
◇一等=山口亨平(東彼杵)▽中山雄太(東彼杵)▽福田新也(東彼杵)
◇二等=大山良貴(東彼杵)▽尾上龍也(東彼杵)▽(有)茶友(東彼杵)▽尾上雄也(東彼杵)▽大場真悟(東彼杵)