【JA長崎せいひ 】 「いちごスイーツフェスタ」3月20日まで

企画を進めた鈴木貴之さんと鈴木さんが提供するオリジナルスイーツ(長崎市鍛冶屋町=イタリアン&スイーツムッジーナ)

長崎市や西彼杵郡長与町のカフェ、レストラン、バー20店舗が「いちごスイーツフェスタ」を開催しています。イベントは3月20日まで。長崎イチゴ「ゆめのか」を使った各店舗のオリジナルスイーツを提供し、地産地消を推進します。

イタリアン&スイーツMuggina(ムッジーナ、長崎市鍛冶屋町)のシェフである鈴木貴之さんが発案して企画しました。長崎の農産物の多くが県外に出荷される現状の中で、その美味しさを長崎の人に味わってもらうのと同時に、「長崎のものが美味しい」ではなく「長崎に来たら美味しい」と大勢の人に感じてもらい、地産地消を推進し地域が活性化することを目的としています。
鈴木さんは「地産地消」を大切にした店舗展開で普段から「ゆうこう」や「長崎和牛・出島ばらいろ」などの特産物を使用した料理を提供。野菜や魚介類も長崎産のものを積極的に使用しています。生産の現場にも訪れ生産者と交流することで、生産者の「たくさんの人に美味しく味わって欲しい」という思いを直に受け取り、それを消費者に繋げることがモットー。
鈴木さんの呼びかけに応じて参加する店舗は、鈴木さんが代表を務めるフェイスブックグループ「長崎カフェ&スイーツ」に加入する20店舗。いずれも地産地消を意識した店づくりに努め、今回の「ゆめのか」だけではなく6年前から「ビワ」や「ゆうこう」を使ったフェアを定期的に展開。店頭だけではなくフェイスブックを利用して消費者との交流を深め、長崎の農産物をPRします。JA長崎せいひも試作用の「ゆめのか」を各店舗に提供して応援。「ゆめのか」の知名度向上と消費拡大に期待を寄せています。
鈴木さんは「生産者の皆様がいるからこそ私たち料理人がいて、作った料理を市民の皆様に届けることができています。そのつながりを大切にしたい。今回のフェアで各店舗の自慢の逸品を味わい、長崎の農産物の美味しさを多くの人に知って欲しい」と意気込みました。

写真説明=企画を進めた鈴木貴之さんと鈴木さんが提供するオリジナルスイーツ(長崎市鍛冶屋町=イタリアン&スイーツムッジーナ)