JA壱岐市は2月1日~3日に壱岐市芦辺町の家畜市場セリ場で子牛市、成肉牛市を開きました。
2021年に入り、新型コロナウイルスの感染が壱岐市島内で広がったことを受け、同JA畜産部は20年から実施していた感染症防止対策を関係機関協力のもと、さらに強化。生産者や来島される購買者への周知にも力を入れました。
子牛市では、2日間で去勢442頭、雌331頭の計773頭の取引が成立。子牛の最高価格は去勢で122万3200円、雌95万400円、平均価格は77万1932円(前回比99・96%)となり前回の昨年12月開催時に大幅に更新した平均価格を維持する結果となりました。
成肉牛市では、129頭の取引が成立し、最高価格は初妊牛の188万3200円となり平均価格は65万7902円(前回比100・51%)と前回の平均価格を超える結果となりました。
今回の牛市について寺尾幸博畜産部長は「購買者皆様にはコロナの動向が不安を広める中、多数ご来島頂き感謝の念に堪えません。併せて、生産者・関係機関の協力により継続して取り組む防疫体制が高い評価を受けた。今後さらに安全・安心な市場づくりと求められる優良素畜の提供に努めて行きたい」と話しました。