長崎県JAグループは4月8日、長崎県教育委員会に食農教育のための小学5年生向け補助教材約1万4000冊を贈呈。内容をまとめたDVD版も各学校に1枚ずつ贈りました。
県内約330の小学校、特別支援学校に県下7JAを通して配布。社会科の授業などで活用されます。
JAバンク食農教育応援授業の一環で、2008年度から毎年全国の学校に贈っています。
JA中央会の辻田勇次会長と農林中央金庫長崎支店の常盤淳一支店長らが県庁を訪問。県教育委員会の林田和喜教育次長と加藤盛彦義務教育課長にそれぞれ教材を手渡しました。
辻田会長は「野菜などが、どのように作られているのか、食の大事さ、農業の重要さを分かってもらいたい。学校を通して(教材を)活用して」と話しました。
林田教育次長は「教材は自由研究、主体的な学習に取り組みやすい内容。大変役立っている」とお礼を述べました。