JAながさき西海管内の世知原町で4月中旬から一番茶の茶摘みが始まりました。今年の一番茶は生育期の霜害の被害もなく3月下旬から4月にかけて気温が高く順調な生育。新芽も柔らかく、芽ぞろいも良く昨年より1週間ほど早い茶摘みとなりました。
世知原町は長崎県下で雲仙に次ぐ高冷地で降雨量も多く、茶樹の生育に最適の地帯。現在44戸が95ヘクタールの茶園で「やぶきた」を中心に栽培をしています。「世知原茶」は香り高く、深みのある上品な味わいが特徴。
茶農家の田代興一郎さんのほ場では茶摘み機を使って早生品種「するがわせ」の摘採作業が行われました。生葉290キロが収穫され、JA世知原製茶工場で加工されました。
田代さんは「世知原茶は甘みと渋みのバランスが良くおいしいお茶です。今年も出来の良い茶葉になった」と話しました。
新茶の販売は4月19日から開始されJA世知原製茶工場などで買うことができます。