JAながさき県央小野支店管内で4月上旬の5日間、農業ドローン技術認定の講習会が開かれ、地元の農家3人が受講しました。
農家の要望を受けた同JA農機センターは、関連会社と協力して講習会を開催。水稲防除の時期を前に講習会を開くことで実用性を見出し、スマート農業のさらなる推進を図ります。
午前中は規定に関する学科講習、午後は実技講習のスケジュール。最終日に試験を受け、合格すると業務に実用できる仕組みです。
ヤンマーヘリ&アグリ株式会社の永山響さんが講師を務め、操縦に関する基礎知識や国土交通省が定める規定、適切な農薬散布量などを学びました。
講習会3日目の午後、3人は実技講習を受けました。10㌃のほ場で、目印の旗を基準に農薬に見立てた水を散布。2本の旗が縦10㍍間隔で5列に並び、2.5往復を規定時間内で操縦することが条件です。
受講した森永和宏さんは「最初は難しかったが、2日目あたりから徐々にコツがわかった。スムーズに防除を進めたい」と話しました。