北松地区 梅雨の晴れ間にタマネギ収穫

JAながさき西海させぼ北部営農経済センター管内で5月上旬から早生、下旬からは晩生の加工用タマネギの収穫が始まりました。

北松地区加工玉ねぎ研究会は9戸の生産者が220アールで加工用タマネギを生産しています。

機械を共同で導入し、協力しながら利用しています。ほ場の準備から収穫まで会員間の作業状況を確認しつつ、定期的な現地検討会を関係機関、JAとともに実施しています。

タマネギ栽培にとって最重要課題のべと病対策として定期的な防除ローテーションや罹病株の抜き取りを徹底的に講じました。

今年は、生育期に寒波が襲来し、低温期間が続き生育が遅れていましたが、3月に入り気温が上昇し品質のよい玉ねぎが出来上がっており、当営農経済センターでは目標出荷数量86トンを目指しています。

世知原町の堤康隆さんは「今年は梅雨入りが早く、天気を見ながらの収穫だが生育良く大玉の玉ねぎが出来てうれしい」と話し、梅雨の晴れ間に家族総出で玉ねぎの収穫を行いました。6月上旬まで収穫が続き収穫されたタマネギは風乾後鉄のコンテナに入れて出荷されます。