トマト出荷 最盛期 1.9億円を目指す

JAながさき県央中部集出荷施設で5月中旬から、同JA中部地区トマト部会が栽培する2020年産トマトが最盛期を迎えました。同部会は今年度、出荷量690㌧、販売金額1億9900万円を目指します。

4月は曇天が続き出荷量が伸び悩みましたが、5月上旬から気温が上がり日照量も多かったことで収量が増加。出荷量は前年比110%と安定し、現在は日量約11㌧、販売単価220円(1㌔当たり)で推移しています。関西方面や県内の量販店などに出荷中です。

同JA中部営農センター販売課の髙比良一也さんは「量が増えてきているので、品質に充分気を付け、丁寧な選果を心掛けたい」と話しました。

同部会は昨年12月から、玉ぞろいが良く秀品率も高い新品種「かれん」を試験導入。「高品質安定生産」に向けた取り組みを進めています。

今年からは、トマトレシピの制作も検討中。方向性は未定ですが「自分たちが育てたトマトを、よりおいしく食べてもらいたい」という部会員の意見が挙がり、同JA職員とともに話し合いを進めています。