県央茶業部会 5年連続日本一を目指す

長崎県茶業振興協議会は7月1日、東彼杵郡東彼杵町で第49回長崎県茶品評会審査会を開きました。

佐世保市、同町、波佐見町から蒸し製玉緑茶部門に35点の出品があり、JAながさき県央茶業部会東そのぎ支部の中山雄太さんが200点満点で、一等1席(農林水産省生産局長賞)を受賞。5年連続日本一に向けて好調なスタートを切りました。

結果を受けて中山さんは「全体的にレベルが上がっている中で1位になれて嬉しい。今年は想像以上に良い茶に仕上がったので、全国でも良い結果を残したい」と意気込みました。

同会は県産茶の「品質向上」と「製茶技術の発展」を目的に毎年開催しており、審査員が外観や滋味など4項目で評価。

審査員長の長崎県農林技術開発センターの池下一豊室長は「年々全体的にレベルが上がり、コロナ禍で手摘みが出来ない中でも大変良い仕上がりの茶がそろった」と総評しました。 35点は、8月に静岡県で開催の第75回全国茶品評会に出品する予定です。