壱岐市 子牛市 鼻腔粘膜ワクチン投与

JA壱岐市は8月上旬に芦辺町のJA壱岐市家畜市場セリ場で子牛市を開きました。

子牛市では、2日間で去勢360頭、雌282頭の計642頭の取引が成立。最高価格は去勢で122万1000円、雌86万2400円、平均価格は71万2077円(前回比93.94%)と依然と高い水準の販売価格となっています。

同市場では、今回の牛セリ開催にあたり、新たな取り組みとして、牛RSウイルス抗原を追加した新しい鼻腔粘膜ワクチン「TSV-3」の上場牛全頭投与を行いました。

今回の投与は離島から本土への輸送にあたって子牛にかかるストレス軽減と、免疫力の低下を防ぐ事を目的に導入。

TSV-3のもつ特長として、①牛RSウイルス感染症への効能②出生直後より投与が可能③鼻腔への投与による免疫能の活性化があります。

同JA畜産部の寺尾幸博部長は「購買者に多数来島いただき感謝している。今後も安心安全な素牛提供に最大限努力する。」と語りました。