JAながさき西海平戸地区たまねぎ部会は、1月下旬に平戸管内のほ場でタマネギの現地検討会を開き、定植後の苗の生育状況を確認しました。
2022年産は生産者36人が8.2ヘクタールで栽培しています。11月下旬から順次定植を開始し、12月中には、ほぼ完了。定植後は適度な降雨もあり全体的に生育は良好状態です。今後は例年より気温が高く推移しているため、べと病の発生に警戒しています。
検討会では、べと病対策として伝染株の抜き取りと定期的な防除の実施、ほ場内への水を停滞しないよう排水対策の徹底を呼びかけました。
また、適度な時期に追肥の施用と同時に除草剤の散布も促しました。
同地区の小川重雄部会長は「今後はべと病の防除や排水対策の管理を徹底し、良品質なタマネギ栽培をしていきたい」と話しました。