8月10日、JA長崎せいひ長崎地区肥育牛部会で生産されている牛肉「出島ばらいろ」を使用した料理教室が長崎市にあるメルカつきまちで開かれました。同施設では西部ガスショールームヒナタ長崎が料理教室を都度実施しており、今回は長崎市水産農林部水産農林政策課協賛の開催となりました。
長崎市が誇るブランド牛「出島ばらいろ」は、長崎和牛の内9%弱と希少ですが、少数精鋭の利点を生かし、8戸すべての農家が産肉生理理論で知られる飼養管理を実施。品質にばらつきがなく、約75%が4、5等級という高い水準で安定したおいしさを提供しています。
料理教室では、特定非営利活動法人長崎の食文化を推進する会の山下慧理事長と、ホテルニュータンダ調理部次長の宮本昭彦シェフが講師を務めました。
「長崎和牛・出島ばらいろでホテルメニューをご家庭でも!」をテーマに山下理事長が考案した、ビーフストロガノフ、ローストビーフ、西洋お好み焼きの3品を作りました。
山下理事長は「長崎の食は長崎の観光の大きな柱。長崎に住んでいる人こそ長崎の食の良さを知ってもらいたい。今日は『出島ばらいろを』を生かしたおいしい料理を用意したので、ぜひ作って味わっていただきたい」とあいさつしました。
料理教室参加者らは、「肉を包丁で切るときに、すごくいい肉だということが分かった」と話し、「やわらかくて凄くおいしい」と称賛しました。