ブロッコリー出荷ピーク迎える

【ごとう】JAごとう管内では秋冬ブロッコリーの出荷がピークを迎えます。2017年産は寒さにより出荷量が少なかったが、今年の出荷量は多く、1月上旬の荷受け量は前年同月に比べ8割増。現在、ピークを前に、1日2万玉を集荷している。出荷は3月まで続く予定です。
定植直後に襲った台風の被害も少なく、花蕾(からい)のきれいなブロッコリーが順調に育っています。暖冬により気温が高く、昨年より一週間ほど前倒しで荷受けし、Lサイズを中心に販売しています。18年産の出荷量は93万2600玉(1玉約300グラム)と前年比97・4パーセントを計画する。JAは1月末までに計画の約55パーセントの51万3000玉の荷受けが見込まれています。
管内で1㌶を栽培するJAごとうブロッコリー部会の田原和行部会長(51)は「今年の出来は良い。毎朝圃場(ほじょう)に足を運んで、収穫している」と話します。
ブロッコリー選果場では集荷されたブロッコリーをサイズ別に分け、鮮度を保つために発泡スチロールに氷詰めし、主に関西市場に出荷します。

写真説明=ブロッコリーを収穫する田原部会長