長崎県で生産された「にこまる」と「なつほのか」が、米の食味ランキング(2018年産)で最高ランク「特A」の評価を受けました。本県産2品種の「特A」獲得は初の快挙です。
JA全農ながさきは、これを機にJAや県関係機関などと連携し県産米銘柄確立と有利販売につなげていく方針です。
同ランキングは毎年、日本穀物検定協会が実施し、18年産は、全国154産地品種について食味評価が行われ、そのうち約36%にあたる55産地品種が「特A」を獲得しています。
「にこまる」と「なつほのか」は、どちらも粒が大きく、食味がよいと好評で、高温耐性があり、収穫量が多いのが特徴です。「にこまる」の18年産栽培面積は約2200㌶。「なつほのか」は、栽培面積250㌶で、18年産から本格的に出荷が始まりました。今回「なつほのか」は、参考品種として初めて出品し、「特A」の評価を受けました。
JA全農ながさきは「生産者の努力により『特A』を獲得できた。銘柄確立と有利販売に向けさらに努力していく」と話しました。。