【JAながさき県央 】 直売所イベントで知名度向上に取り組んでいます!

生産者自ら店頭に立ち消費者とふれあう冬の感謝祭(同JA産直かやぜ)

JAながさき県央が運営する直売所3店舗は、生産者が中心で行う季節のイベントを開催し、知名度向上や購買意欲の向上に取り組んでいます。

イベントを拡充した2016年度は、前年度実績と比べると、客単価は146円上昇(2017年2月末時点)し、販売金額は1割伸びています。
同JAは、諫早市鷲崎町で「ファーマーズマーケットきん彩」、大村市荒瀬町で「産直かやぜ」、東彼杵郡川棚町で「グリーン東彼新鮮市場」を運営しています。2013年に立ち上げた生産者組織「生産者の会」と一体となったイベントを行い、農畜産物の安全管理徹底などのJAらしさのPRを行い、消費者との信頼関係の構築に努めています。
野菜、畜産物はもちろん、果物も豊富に栽培している大村市の「産直かやぜ」では年4回、店舗を挙げての大イベントを実施。同JA生産者の会中部支部の役員とJA職員がアイデアを出し合い、年中行事や四季折々の産物に合わせたイベントを積極的に開き、生産者と消費者の交流の場としても役立てています。
2月中旬に開いた「冬の感謝祭」では、生産者がぜんざい250食、フルーツポンチ80食、黒田五寸人参の搾りたてジュースの振る舞いや旬を迎えた中晩柑の試食会を行いました。同月平均の1割を超える850人が来店し、客足が鈍る同月で一番の売り上げとなる大盛況ぶりでした。
松尾恭二店長は「イベントでお客様の反応が良い方向に変わった。イベントがきっかけで、休日に来店してくださるお客様が平日にも来てくださる」と実感しています。
林田勝徳会長は「消費者の方とのふれあいの機会を大切にして、生産者として安全で安心な農畜産物の提供で、消費者との信頼関係を深めたい」と話しました。
同JAでは今後も生産者の会と一体となったイベントを増やし、消費者とのつながりを強めるよう取り組むこととしています。

写真説明=生産者自ら店頭に立ち消費者とふれあう冬の感謝祭(同JA産直かやぜ)