【長崎せいひ】JA長崎せいひで9月28日極早生ミカンの出荷が始まり、10月1日に販売を開始しました。
8月中旬以降の降雨による品質低下が懸念されていましたが、順調に回復。出荷は10月中旬にピークを迎え、10月いっぱいまで続きます。
同JAでは柑橘(かんきつ)部会員1000人が温州ミカンを生産。伊木力選果場(諫早市多良見町)と小迎選果場(西海市西彼町)に集荷し、着色や傷、腐敗、形状などの外部品質と糖度、酸度などの内部品質をセンサーで測定。徹底した品質管理の元で選果を行っています。
今年産は大きな病害虫被害も無く外観も良好です。生果の出荷数量は極早生で1900㌧を計画。早生、普通と続いて全体では約1万㌧の出荷を見込んでいます。
9月28日の初選果に合わせそれぞれの選果場で初選果式を開き、選果場従業員、関係各社、JA役職員らが出席しました。同JAの白崎純範専務は「生産者が生産したミカンをいかに上手に仕上げて市場に届けるかを大事にしたい」と話しました。