JAながさき西海平戸地区管内で、ブロッコリーの出荷がピークを迎えています。今年産は22戸で507アールを栽培、約36トンの出荷を計画しています。
台風の影響を受けた圃場(ほじょう)もあるものの、玉締まりの良いブロッコリーが栽培されています。
平戸市紐差町にある平戸集荷センターでは、管内4戸の農家が昨年12月からブロッコリーの共同選果を始めました。
共同選果は、農家の労力不足の解消と面積の拡大、品質の統一を図り市場への信頼を得るため今年度より試験的に実施。
集荷されたブロッコリーは作業員が茎を切り落とし、サイズ別に分け、鮮度を保つために発泡スチロールに氷詰めして出荷しています。JAの担当者は「今後、共同選果を利用する農家を増やし、農家の作業効率を高め面積の拡大と品質の良いブロッコリー出荷を目指していきたい」と話しています。