JAながさき県央養豚部会は3月2日、若手後継者研修を同JA本店で開きました。同研修は後継者の親にあたる先輩部会員からの熱い要望がきっかけで2017年からスタート。今年で5年目。
若手後継者の基礎知識力アップや関係機関と信頼関係を構築し、疑問の解決や問題の早期発見につなげることを狙っています。
同日は、若手後継者3人と関係機関などから6人が参加。繁殖における未経産と経産の飼育方法の違いや、体型による事故率の統計など先進農場の分析データを基に学習しました。
参加した若手後継者は「研修で学んだことを生かして繁殖技術を高め、事故率の低減や先進技術の習得につなげたい。親から受け継ぐ技術を守りつつ、新しいことも試したい」と話しています。同部会は部会員10人の少数精鋭で構成し、うち3人が後継者。独自ブランド「ながさき健王豚」は発足から17年目を迎え、世代交代しても消費者に愛し続けてもらえるよう、今後も若手後継者のスキルアップに力を入れます。