JA壱岐市メロン部会は3月下旬、島内の各圃場(ほじょう)で2021年産アムスメロン現地検討会を開きました。
21年産は3月上旬に苗の配布を終え、3月中旬には各ハウスで定植が完了。
栽培状況確認のため、同JA農産園芸課の松嶋新指導員と山口優希指導員が各ハウスを巡回し、生産者と今後の管理について調整しました。
管理のポイントとして整枝(不要な子つる、孫つる、巻きひげ、花の除去)を適期に行い、交配前までに誘引、摘芯、防除の実施、温度管理・灌水管理を徹底するよう指導し、作業全般において適切なタイミングを逃さない事が重要と指導。
今後、つる伸び、誘引を経て、4月にはいると交配用のハチが導入され、果実肥大が始まります。
松嶋指導員は「3月上旬の定植から天候にも恵まれ、順調に生育が進んでいる。今からメロンは交配~果実肥大に入り生育初期の山場を迎える。しっかりと光を受けれる体制を作ることが重要。一つ一つの作業の遅れが致命的になるので、適切な管理指導を行う」と話しています。