JAながさき県央たまねぎ部会は4月上旬、諫早市長田町のみのり会館で通常総会と出荷協議会を開きました。
今年産は労力支援体制の確保や新規生産者開拓活動などの新たな取り組みを行いつつ、販売金額3億円、出荷数量3000㌧を目指します。総会では、前年産の販売数量が前年比80%、販売金額は前年比56%に留まった事を報告しました。
同部会はタマネギの需要が高まる4月上旬に出荷最盛期を迎えるよう品種や栽培方法を変更。他産地と出荷をずらすことで所得向上を狙います。
また、市場と新たな販路開拓を進め、インターネット交流サイト(SNS)を活用した産地PRを行い、産地維持拡大を図ります。
同日は、生産者や関係職員、同JA職員ら約100人が出席。同部会の山口正信部会長は「前年は、過去10年間でも類を見ない苦しい販売状況だった。今年も品質の良いタマネギの収穫が続いているので生産者、関係機関が協力して満足できる結果を目指そう」と話しました。