JAながさき県央諫早カーネーション部会は4月上旬、諫早市内で2020年産諫早カーネーションの現地検討会を開き、5月9日の「母の日」に向けて、品種の有無や品質などを調査しました。
20年産は、気温にメリハリがあったことで前年産より高品質に仕上がりました。南部営農センター指導振興課の松本稜玄(いつとお)さんによると、昼夜温の差が大きいと品質の高いカーネーションになりやすいといいます。
部会員6人でハウス約40棟を巡回。「母の日」での出荷が想定される「チカス」や「恋心」、「だいすき」、「えくぼ」など9品種をチェック。
20年産の出荷目標は380万本。3月末までに約230万本を出荷し、前年同月比104%と出荷量は前年より伸びています。ピークは4月下旬から5月上旬を見込みます。
松本さんは「コロナ禍の中でも、高品質な花に見合った単価で販売できるよう努力したい」と意気込みました。