「諫早たまねぎ」出荷ピーク

JAながさき県央管内で4月中旬、諫早市の特産品である「諫早たまねぎ」の収穫がピークを迎えています。

選果場には日量約100㌧のタマネギが持ち込まれ、収穫・選果ともにハイペース。12日からは夜間選果も開始。夜間選果時は日量約90~100㌧を選果し、大阪を中心に1日約60~100㌧を出荷。

2021年産は気温が安定せず、寒冬傾向で生育の遅れが懸念されましたが、3月、4月は例年通り暖かく、順調に生育しています。

タマネギは各生産者のほ場で1日風乾させたのち同JAたまねぎ選果場へ持ち込まれ、風乾庫で1日乾燥させます。

昨年に引き続き販売単価は低い状況ですが、同JAたまねぎ部会は「単価が安い時ほど良い選果を」の一心で選果に取り組み、品質の良いタマネギの出荷を続けます。

同JA南部営農センターの中尾慎吾さんは「生産者が努力して育てた高品質の『諫早たまねぎ』の計画的出荷を行い、併せて風乾・選別を徹底しより一層の有利販売につなげていく」と話しました。