アムスメロン生育順調

4月中旬、芦辺町でアムスメロンを栽培する豊永ヨシノさんのほ場ハウスでは、ツルの誘引作業と交配に向けたハチの導入が行われました。

JA壱岐市メロン部会では、245・5㌃で栽培を行っています。

豊永さんのほ場ハウスでは10㌃を栽培。同部会は10㌃当り販売金額最優秀賞を2012年から19年まで8年連続で受賞しました。豊永さんは同部会を代表する生産者の1人であることから本年産の出来も期待されています。

3月に定植が完了し、天候も良好だったことから生育は順調です。伸びたツルを誘引し、交配用のハチを導入。ハウス内ではハチが活発に飛び、交配を行う様子が見られました。

今後は交配、着果、摘果を経て1ツルに2果だけ残して栽培を進めます。豊永さんは「天気も良くて順調に生育しています。摘果後には1日で約50グラム大きくなっていきます。成長が早い作物なので注意して管理していきたいです」とこれからの栽培管理について意気込みを語りました。

同JA農産園芸課の山口優希指導員は「全体的に生育は順調です。今後も水管理やハウス内温度の管理に注意して、適期の処理を守ってもらいたい」と話しました。

壱岐産アムスメロンは島内外から注文が殺到するJA壱岐市の夏を代表する農産物の一つ。6月上旬ごろの販売を予定しています。