長崎びわ産地活性化推進協議会は5月6日、白﨑純範会長、推進本部委員の濵口理長崎びわ部会長、白石哲郎全農ながさき県本部長が長崎県中央会を訪れ、辻󠄀田勇次会長に長崎びわの生産概況や出荷計画を報告しました。
長崎県の特産品であるビワの産地発展を図るため、初夏の味覚である「なつたより」を味わってもらおうと毎年実施しています。
今年産の露地ビワは、寒波の影響を受けず、気温が高く推移したため、例年より1週間から10日早い出荷となりました。生産量は419㌧(前年291㌧)、大玉品種の「なつたより」は158㌧(同102㌧)を計画。春先からの日照時間が確保されたため品質良好となっています。
毎年開催していた「びわフェスタ」は、新型コロナウイルスの影響で2年連続中止が決定していますが、4月下旬に長崎の取引市場で行われた試食会では食味・品質ともに良好であることを確認しました。
白﨑会長は「なつたよりは露地ビワの中でも目玉商品のため全国的に売り出していきたい」と話しました。
同日、協議会は長崎県庁や長崎市役所を訪れ同様に報告。中村法道知事と田上富久市長へ「なつたより」を贈呈し、長崎ビワをPRしました。