スイートコーン出荷 3億目指す

JA島原雲仙島原地区営農センター管内で、4月中旬からハウス栽培のスイートコーンの出荷が始まりました。収穫前に同センターがほ場の検査を行うなど、適期収穫を徹底。検査の際にも未熟果などの混入がないよう品質管理に力を入れています。

同JA島原市果菜部会の部会員125人が、ハウス3㌶、トンネル60㌶、露地5㌶の合計68・0㌶で栽培。今年産は、天候に恵まれ順調に生育し、2L~Lサイズが中心のサイズとなっています。

島原市三会の落水秀和さんは、ハウス11㌃で栽培を行っています。12月25日に播種を行い、1月15日に定植。4月下旬に同センターの宇土光昭職員がほ場調査を行い26日からの収穫を指示しました。

落水さんは、「例年に比べて生育が良く太物が多い。1日平均100ケース前後を出荷できそう。品質管理を徹底して良いものを出荷したい」と話しました。

ハウスからトンネル、露地へリレーし7月下旬まで出荷を続けます。23万8000ケース、3億3300万円の出荷を計画。

同センターの宇土職員は、「適期収穫と早朝の収穫、迅速な出荷など、収穫終わりまで気を引き締めていきたい。高品質なスイートコーンを出荷し農家の手取りアップにつなげたい」と話しています。