壱岐市 史跡を前に大麦収穫

壱岐市では5月に入り大麦の収穫時期を迎えています。

中でも県内2番目の広さを誇る芦辺町の深江田原平野近郊では黄金色に輝く広大な大麦畑を一望できます。

石田町の農事組合法人「原風(はるかぜ)」は734㌃で栽培。5月上旬、国特別史跡に指定されている原の辻遺跡周辺の大麦畑で刈り取りを行いました。

収穫された大麦は芦辺町のJA壱岐市共同乾燥調製施設に搬入され、その多くは壱岐にある七つの蔵元の焼酎の原料となります。

壱岐は「麦焼酎発祥の地」として1995年7月1日に世界貿易機関(WTO)に産地指定を受けており、同市では毎年7月1日を「壱岐焼酎の日」として、県内外にPRしています。