JAながさき県央は今年、株式会社エヌが行う外国人労働者を各地に派遣するシステムを導入して2年目を迎えました。
現在、外国人4人が同JA飯盛有喜支店管内のバレイショ農家で収穫作業をしています。期間は6月末までです。昨年の外国人の働きぶりが農家に好評で、今年は昨年より6戸多い10戸の農家から要望がありました。
コロナ禍による入国規制で新規外国人7人は入国出来ないため、4人のみが作業中。4人は6月にバレイショを終えた後、7月からは長野県で作業する予定です。
カンボジア人のスオーン・ソチェアさんは、今年もバレイショ農家のもとで収穫に励みます。昨年はおぼつかない日本語を話していたスオーンさんも、今では他愛の無い会話が出来るようになりました。
派遣先の農家・上原秀樹さんは、親しみを込めて「ソチェア」と下の名前で呼ぶほど可愛がっています。上原さんは「ソチェアは覚えが早く、仕事を難なくこなす。昨年よりも作業スピードが上がり、安心して任せられる」と話しました。
スオーンさんは収穫の他、茎葉の除去やマルチ剥ぎなどの作業を行っています。スオーンさんは「前よりも、バレイショの見分けがつくようになった。もっと仕事を早くこなせるように頑張りたい」と意気込みました。