「小串とまと」特売会 売れ行き好調

JAながさき県央が運営する直売所「グリーン東彼新鮮市場」は5月上旬の2日間、利用者に感謝の気持ちを込めて東彼杵郡川棚町の特産「小串とまと」の特売会を開きました。

生産者の協力を受け、1㌔箱と規格外品の袋入り(1袋550㌘)を通常価格より50円引きで販売。古川久仁生店長によると、中でも袋入りの売れ行きが好調で10袋まとめ買いする来店客もいたとのことです。2日間で、1㌔箱200箱、袋入り500袋以上を売り上げました。

「小串とまと」は、同JA小串トマト組合の組合員5戸が栽培する特産品。かん水量を少なくする栽培方法を行い、「甘さ」のある果実が特徴です。

同市場には毎年4月、5月ごろ、地元住民だけでなく県外からも買い求める人でにぎわいます。新型コロナウイルスにより県外から足を運ぶ人が少なくなりましたが、地元住民が県外に住む知人に贈るために購入する人が多いです。

来店客は「とても甘くておいしい。孫が来たら、小玉の袋入りをおやつの時間に出して一緒に食べたい」と話しました。