JAながさき県央は5月下旬、同JA中部集出荷場で2021年産スイートコーンと春カボチャの目ぞろえ会を開きました。
生産者と同JA職員ら30人が出席し、それぞれの品質や形状、色沢などを確認しました。
スイートコーンは5月の日照不足や強風による倒伏で実に栄養が回りにくくなり、例年よりやや小さめのL~2L中心。等級は秀品と優品で階級はS~3Lを出荷規格とします。同JA職員は、適期収穫や虫による食害果の混入防止を呼びかけました。
春カボチャは「味平」と「くり将軍」の2品種で2L中心。等級は秀品、優品、良品で階級は2S~5Lを出荷規格とします。
梅雨入りが早かったことから腐敗果の発生が懸念されますが、完熟収穫を徹底します。6月中旬からの収穫を予定し、最盛期は6月下旬~7月上旬の見込みで、生産者らは排水対策や日焼け対策などの管理を行っていきます。
同JA中部営農センターの川原大樹指導員は「今年は梅雨入りが早く厳しい状況。生産者に管理の徹底を呼びかけ、高品質な生産物の出荷につなげたい」と話しました。