九州沖縄地区農協青年組織協議会は20日、長崎市でJA九青協リーダー養成研修会を開き、青年部活動の在り方などについて討議しました。
研修会にはコロナ禍の中、参加者を制限し、各県の代表約20人が出席。各県からは約200人がウェブ会議に参加しました。
同協議会の木原教茂委員長は「研修会は(JA青年組織の)綱領を実質化していくのが目的。新たな形の研修となったがWEBを活用し『九州は一つ』の気持ちで活動を広げていきたい」と決意を述べました。
JA長崎県中央会の辻󠄀田勇次会長は「農業生産の拡大や地域の活性化のため、青年部が頑張っている姿を地域に発信し、農業の振興に力を貸してほしい」と参加者を激励。
本年10月から国内バスケットボールB3リーグに参入する長崎ヴェルカ社長の岩下英樹氏は「地域創生へのチャレンジ・リーダーシップ」と題してWEBで講演。岩下氏は長崎市で進めている複合型施設建設を例に挙げながら「リスクを伴うこともあるが、一歩踏み出し実行できることがリーダーシップ。挑戦し続けることが大切」と訴えました。
参加者はこの後、コロナ禍の全青協活動などについてパネルディスカッション。時代に合わせた青年部活動の方向性や在り方を模索しました。