JAながさき西海の小菊組合は7月中旬、盆需要に出荷する小菊の全ほ場を巡回し、生育や品質状態を確認しました。
今年は露地栽培のほ場で一部病気や葉傷みが発生しているものの、品質は良好。昨年長雨で病気が多発したため、薬剤散布が徹底されたことが品質向上につながりました。
また、曇雨天日が続いたことで生育が前進したほ場が見受けられるものの、おおむね需要期に出荷本数確保が見込まれ、今年は35万本の出荷量を盆需要期に見込みます。
当組合は、需要期に供給出来るよう開花調整可能な電照小菊を主力に生産しており今年は長崎県オリジナル品種を生産拡大しました。
現地検討会では長崎県オリジナル品種の性質も確認し、開花時期、品質ともに申し分ないと組合らは評価しています。
JA担当者は、「年々、生産面積が拡大し生産基盤の強化が図れている。長崎県一の小菊産地になれるよう販売力も高めていきたい」と話しました。