西海 ショウガ現地検討会 追肥と防除の徹底

JAながさき西海北部中央地区生姜部会は7月下旬、同JA管内のほ場を巡回し現地検討会を開きました。

部会員・県北振興局・JA担当者ら15人が参加し、各部会員の定植されたショウガの育成状況、病害虫の発生の有無の確認を行い、県北振興局より今後の栽培管理についての説明がありました。

同部会は15人で約110アールを栽培し、品種は四国系、長崎系の2品種。11月中旬から収穫・貯蔵を行い、翌年3月から4月にかけて種子ショウガとして県下はじめ関東方面へ出荷されます。

今年度産は4月~5月にかけて定植を行いましたが、これまで目立つ病害虫の発生はありません。令和2年度産は秋に青果ショウガとして5400㌔、春に種子ショウガとして1万1900㌔の出荷実績でした。令和3年度は春・秋合計1万3000㌔の出荷が目標です。

今年度産は、梅雨入りが早く降水量も少なかった為、今後の水不足も心配されていますが、同部会の尾崎一二部会長は「盆前の追肥が大事になってくるので、それまでに潤いの雨が欲しい。適期の防除が必要になるので的確に判断しながら行っていきたい」と話しました。