諫早市 早期米「コシヒカリ」収穫始まる

諫早市森山町慶師野地区で8月上旬から、2021年産早期米「コシヒカリ」の収穫が始まりました。

慶師野地区良質米生産組合の20人が約15㌶で栽培。収穫は天候悪化や台風接近を受け、例年より1~2日前倒ししましたが、品質、収量ともに例年並みで推移しました。収穫後、同JAカントリーエレベーターで乾燥調整を行い出荷されます。

同日は、慶師野地区約9㌶で約70㌧を収穫。同組合は盆前出荷を目指し、2月下旬に播種、4月上旬に田植えをしました。今年産は田植え後の気温が低く、生育遅れが懸念されましたが、早い梅雨入りにより、7月上旬から気温が上昇し順調に生育しました。

今後、同町の上井牟田地区、唐比地区でも収穫が開始され計約180㌧の出荷を見込んでいます。

同生産組合の高柳敏春組合長は「同地区は県内でも有数の米産地であり、毎年お盆前に消費者に新米を届ける取り組みを続けている。今年もきれいな水で育ったおいしい米を是非ご賞味ください」と話しました。