JAながさき県央 食農教育に意欲的

JAながさき県央は5月から7月にかけて、同JA管内の保育園、小学校で計20回の食農教育活動を行いました。

地元の子どもたちに「食」と「農」について伝え、同JA管内の農産物を知ってもらう狙いです。田植えを中心に、多数の活動に取り組みました。

活動は、青年部や同JA営農指導員らが講師となって毎年取り組んでいます。事前講習会や田植え、サツマイモのツルを植える「イモさし」、ミニトマトやキュウリなどの野菜苗の定植などを実施。児童が農産物に興味を持てるよう、事前講習会や定植前にはクイズを取り入れるなど工夫しました。

10月以降には、収穫体験やモチつきなどを実施する予定です。

6月下旬、諫早市西里町で諫早市立長田小学校の5年生が田植えをしました。児童、教員、保護者、地元農家、同JA職員ら計55人で作業。児童は「土の感触がヌルヌルしてる」「楽しい!」など、言葉を交わしながら活動を楽しみました。講師を務めた地元農家の酉越和則さんは「初めて田植えする人が多く、皆さんが喜ぶ顔を見ることが出来て良かった。今後も続けていきたい」と話しました。