米の庭先集荷を強化 農家の負担軽減へ

JAながさき県央管内で10月上旬から、2021年産米の庭先集荷を行っています。

生産者が集荷場に持ち込む作業の負担を軽減し、より出荷しやすい体制を作り、JAへの集荷数量向上を図ることが目的です。

同JA小野支店と森山支店管内では、4年前からフレコン集荷を開始。個別に紙袋(30㌔)に分ける手間を省き、フレコン(1㌧)のまま集荷することで安定出荷につなげ、県産米の安定供給に取り組んでいます。

今後もJAはフレコン集荷を強化し、他地区でもフレコン集荷に取り組む予定。

10月下旬、同JA森山支店の西山秀和課長と竈窄大貴指導員は朝から集荷作業に追われ、約36㌧の品種「にこまる」を集荷しました。集荷した米は農産物検査を受けた後、農業倉庫に入庫し保管します。

集荷を依頼した生産者は「米を置く倉庫がいくらあっても足りない。家まで集荷に来てくれるので稲刈り作業に専念でき、効率的に米を出荷できる。重い米袋の積み込み作業もなく負担も減った」と喜んでいました。