壱岐市 春カボチャ まれにみる豊作

JA壱岐市かぼちゃ部会は11月中旬に芦辺町の同JA多目的集荷場で「2021年産春カボチャ販売実績検討会・秋カボチャ出荷協議会」を開きました。

春作の実績報告と、冬至・貯蔵品の出荷について同JA農産園芸課の浦川将文指導員が説明しました。

春カボチャは生産者87人が面積約15㌶で栽培、品種は「くり将軍」「プリメラクイーン」「えびす」の3品種。今年は天候に恵まれ近年まれにみる豊作となり、大玉傾向となったことが収量増につながりました。

報告のあと、次年作にむけての対策について説明。

秋カボチャは26人が347㌃で栽培しており、栽培品種は春作と同じです。

冬至カボチャは、市場と連携した計画的な出荷を行い、有利販売を行います。貯蔵カボチャについては、全農と連携した契約販売で安定した販売を計画。

浦川指導員は「玉肥大期の降雨がなかったことから、小玉傾向ではあるが、市場・全農と連携し、有利販売につなげていく」と今後の集出荷について語りました。