JAながさき県央中部集出荷施設で11月上旬から出荷が始まった2021年産イチゴ「ゆめのか」の出荷量は17日までに1万2637パック(1パック250㌘)に上りました。品位は上から秀品、A品、優品に振り分け、大阪、岡山、神戸などに出荷しています。
今年産は、生産者が施肥やかん水などを徹底し、例年並みの品質を維持。加えて暖かい日が続いたことで、出荷開始日は前年より10日早まりました。ピークは12月を見込みます。
同JA中部営農センター販売課の津田宏さんは「長崎県産イチゴのJA出荷が全国第3位という責任ある産地として、高品質でおいしいイチゴを消費者に届けたい」と話しました。
同JAいちご部会は今年、出荷量1240㌧、反収5㌧を目指し栽培に努めています。約8年前、「ゆめのか」に品種転換し、着実に販売高を伸ばしてきました。
部会員は「これから12月のクリスマスシーズンに向けて忙しい日が続くが、多くの消費者に県央産のイチゴを届けられるようにがんばりたい」と話しました。