諫早市森山町で特産品「慶師野そば」を作付する生産者は１１月下旬、長崎文化放送（ＮＣＣ）の番組「トコトンＨａｐｐｙ（はっぴー）」の取材を受けました。
東日本と比べ、ソバ文化が浸透していない西日本で他産地に負けない食味や香りが特徴のソバを生産していることを広く伝え、ファンを増やす狙いです。
収録では、お笑いコンビのイワイガワが収穫体験やソバ打ち体験を通して、「慶師野そば」をＰＲ。生産者４人が出演し、約１０年前に早期米の後作として始めた経緯や苦労、作り続けている理由など赤裸々に語りました。
ソバ打ち体験では、同町の白石くみ子さんが講師を担当。気温や湿度、ソバ粉の状態に合わせた水分量がおいしいソバ作りのコツとして紹介し、打ちたてソバを振る舞いました。
生産者の木下憲美さんは「早期米の後作としてソバにたどり着くまでゴマやカボチャ、麦や大豆など様々な品種を検討した。いろんな苦労を乗り越えた『慶師野そば』のＰＲに今後も力を入れていく」と話しました。
旬の農畜産物を紹介する「イワイガワのなかよし旬タビ」のコーナーで１２月２４日、午前９時５５分から放送予定です。