JA島原雲仙は1月13日、雲仙市吾妻町の同JA吾妻支店でスマートフォンの体験教室を開催しました。
組合員にデジタルを身近に感じてもらうとともに、スマートフォンの基本的な操作方法を伝授し、JAとのコミュニケーションツールの1つとして利活用していきたい考えです。
新型コロナウイルス感染症の拡大など、暮らしと環境の変化によりJAと組合員、顧客らが非対面で取引する機会が増えてきている一方で、JAバンク、JA共済といったJA事業関連のアプリを知らない組合員も多く、これらに対応しようと昨年、この体験教室の開催に先駆けて県中央会、農林中央金庫長崎支店が共催したJA職員向けの講習会に関係職員が参加してスキルアップを図ってきました。
この日の体験教室には同JAの組合員ら25人と通信機器会社のNTTドコモ、同JA職員が参加し、基本的な使い方やよく使う機能などについて同社の担当者が説明を行いました。
詐欺の被害に遭わないための対策について説明があると、多くの人がメモを取りながら聞き入る姿が見られました。
実際にスマートフォンを操作する際には職員も加わり、先に講習したノウハウを生かして一人一人に手ほどきをしました。
モバイルメッセンジャーアプリケーション〝LINE〟の使いかたに興味を示す参加者も多く、何度も質問する人や、「いろいろと機能があって便利そう」「詐欺に関する予備知識が学べて良かった」などの感想が聞かれました。
同支店管理金融課の松本義則課長は、「スマートフォンを通してコミュニケーションを広げていただくとともに、JA関連のアプリなどを有効に使っていただき、便利で快適な暮らしに役立てて欲しい」と話しています。