知事に「コシヒカリ」贈る 仕上がり良好 JAグループ長崎

JAグループ長崎は8月29日、長崎市にある長崎県庁で大石賢吾知事らに2022年産新米「コシヒカリ」を贈りました。県産米をPRしたほか、資材高騰に伴う農業への影響や県内の農業情勢について意見を交わしました。

同日、JA長崎県中央会の山川重幸会長ほか県下JA組合長らが出席。同会の真壁正二郎副会長は22年産米について、「資材高騰や高温の影響を受け、厳しい状況での生産となったが、生産者の努力で良質に仕上がった」と報告しました。

新米を受け取った大石知事は「生産者の利益になるようPRし、県民の皆さんには県産米を楽しんでもらい食の安全を守っていきたい」と話しました。

JAグループ長崎は、今年の6月に農業資材の価格高騰に対して県に支援を要請。引き続き県の協力を依頼しました。畜産部門では、10月に鹿児島県で開催される「全国和牛能力共進会」に向けてJA・県が歩調をあわせて一体となって取り組むことを申し合わせました。