県代表に中里さん(JAながさき西海)と山口さん(JA島原雲仙)/県青年大会

【JA長崎県青協】長崎県農協青年部協議会とJA長崎県中央会は11日、諫早市で2018年度JA長崎県青年大会を開きました。組織活動実績発表でJAながさき西海青年部宮支部の中里康規さん、青年の主張発表でJA島原雲仙青年部愛野支部の山口清和さんがそれぞれ最優秀賞に輝きました。2人は11月に沖縄県で開かれる九州大会に出場します。
中里さんは「笑顔のふりかけ」との題で、米軍基地のアメリカンスクールに通う子どもたちと、言葉の壁を乗り越え食農教育活動を開始。10年目には地元の小学生も参加し田植え、稲刈り、おにぎり作りまで、日本の田園風景での国際交流を実現させたことを発表しました。さらに農家の高齢化が進む中、みかん畑の造成や木の剪定など農業の請け負い作業が喜ばれたことなども紹介しました。
「青年部に入らんや」と題した山口さんは、青年部の先輩から「わら(君は)、農業をなめちょ(軽視してる)」と叱責され、農業に対する自分の甘さを自覚。その後、本格的にタマネギ栽培に取り組んだものの、ベト病が発生し大きな減収に。しかし、このときも道しるべになったのは先輩の言葉「苗半作(しっかりした苗を作る)」だったと、発表しました。

写真説明=最優秀賞に選ばれた中里さん㊨と山口さん