JAながさき県央ばれいしょ部会飯盛有喜支部は4月中旬、2021年産春バレイショの収穫を始めました。出荷計画数量はメークイン5000㌧、ニシユタカ4400㌧、アイユタカ1100㌧の計1万500㌧を見込みます。
昨年は遅霜により品質に影響が出ましたが、今年は平年に比べて気温が高かったことから、前倒しの生育となり玉太りも順調です。4月21日時点で70㌧を出荷し、Lサイズ中心で推移。5月中旬に収穫のピークを迎えます。
同支部のバレイショほ場は面積350㌶で、昨年は1万463㌧を出荷。県内でも有数の産地です。
その中でも諫早市飯盛町後田地区は、海に面した温暖な気候を活かした栽培により、他地区よりも生育が早いといわれています。
担当者は「早出しする地区が霜害に遭い生育が遅れたが、その後は順調に生育できた。適期収穫を徹底し、高単価をキープしたい」と話しました。今後は葉面散布による体質の強化、活性、保護を行っていきます。